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Down With the Ship (Slight Return) / Scatterbrain [HR / HM]

部屋を片付けていると忘れかけていた懐かしい物が色々と発掘される。昔、軽音楽同好会の仲間から借りたScatterbrainというThrash Metalバンドの1stアルバム「Here Comes Trouble」を録音したテープなどが出てきた。

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Led Zeppelin (Box Set) [HR / HM]

日本ではDeep Purple、Black Sabbathとともに(ブリティッシュ・)ハードロック御三家と言われるZepことLed Zeppelin。1990年にリリースされたZepのCD4枚組ベスト盤について記述しようと思う。

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※Uriah Heepも加えて「(ブリティッシュ・)ハードロック四天王」とも言われる事もある。

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ロニー・ジェイムス・ディオ逝去 [HR / HM]

一番好きなHR/HM系ボーカリスト:ロニー・ジェイムス・ディオが胃癌のため亡くなられた。享年67。

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メタル界では高齢な方であったが、近年のHeaven & Hell(ロニー期のBlack Sabbathが改名して活動したバンド。H&Hと略されたりする)のライヴDVDを見てもその喉は冴えわたっていた。コンポーザーとしても優秀で、アメリカ人なのにブリティッシュ・ヘビーメタル調の名曲をたくさん産んできた。昨年のH&H名義の新作「The Devil You Know」も素晴らしく、まだまだ現役という感じだったのに。残念で仕方がない。

彼の公式サイト(http://www.ronniejamesdio.com/)トップは現在、奥さんのWendy Dioのメッセージになっている。「Today my heart is broken, Ronnie passed away at 7:45am 16th May. 」で始まっている。R.I.P.


Fuel for Life / Judas Priest [HR / HM]

Peter Gabrielに続きLDでリリースされたPV集の紹介。今日はメタル・ゴッズ:Judas PriestのPV集だ。

「フューエル・フォー・ライフ」
78・4P-103(1枚)
NTSC 39分
発売:エピック・ソニー
¥7,800(税込み)
1986年発売
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1. Living After Midnight
2. Breaking The Law
3. Don't Go
4. Heading Out To The Highway
5. Hot Rockin'
6. You've Got Another Thing Comin'
7. Freewheel Burning
8. Love Bites
9. Locked In
10. Turbo Lover

80年代はMTVが音楽業界をリードしていた。PVに予算が与えられ、派手なPVが話題になると曲がヒットしレコードが売れてレコード会社はウハウハというビジネス・モデルの時代であった。

古くから地道にライヴハウス巡りをして熱心なファンを獲得するのが基本スタイルだったヘヴィーメタル業界にもその影響は現れた。LAメタルと呼ばれたアメリカ西海岸のメタル・バンドは派手なステージ衣装と化粧をし、ティーンエイジャーのリスナー層を獲得すべくキャッチーな曲と華やかなPVを制作した。ブリティッシュ・メタルの権家Judasもアメリカ・マーケット制覇のためにギターシンセを導入したアルバム「Turbo」を発表し、アール・デコ調の衣装をまとい、シングル「Turbo Lover」、「Locked In」のPVが制作された。

このLDはアルバム「Turbo」のツアー「Fuel for Life Tour」で来日する際の「来日記念盤」として発売された。収録されているPVはアルバム「Turbo」のシングル「Turbo Lover」、「Locked In」までである。曲順はほぼPVの制作順に収録されている。「Turbo」からの2曲はPVが連作になっており「Turbo Lover」の続きが「Locked In」となっている。しかし、LDでは逆の順番に収録されている。あらためて見てみたが「Locked In」のラストシーンが「Turbo Lover」に繋がってもおかしくないように作られている。無限ループですか。学習能力の無いRob・・・

JudasのPVは「笑える」事で有名だ。特に低予算制作のチープさが画面に出まくっている「British Steel」と「Point of Entry」アルバムのPVが安っぽさ炸裂で良い味出過ぎ。

「Breaking The Law」ではJudas一行はギターを武器に銀行強盗をし、板ギターでキッズや看守が踊り狂う。
「Don't Go」ではメンバーは扉を開けて順番に不条理な体験をする。そこで「行くな〜(Don't Go)」というサビになるわけだ。ああ、くだらない。
「Heading Out To The Highway」では思いっ切り書き割りの道の上で演奏する。
「Hot Rockin'」ではメンバー全員が筋トレしたりサウナに入ったりと「Hot」な行動をしまくり、演奏シーンではアンプが火を噴き楽器や衣服に火が付いて「Hot」を通り越して炎上状態になる。

「You've Got Another Thing Comin'」ではRobのハイトーン・シャウトで英国紳士の頭が吹っ飛びズボンが落ちる。
「Freewheel Burning」ではゲーセンのレース・ゲームの画面にRobが表れレーザー光線を発しゲーセンはなぜかヘッドバンギング大会になる。子供はレーザー光線を避けながらゲームを続行するが、最終的にはグッタリしてしまう。「PTAの連中が子供への悪影響を唱えるテレビゲームと同じくらい俺達の音楽はキッズを捕らえて離さず反社会的な悪影響を与えるぜぇ〜」というテーマなんだろうか(笑)。

PV制作予算が大幅に増えた「Turbo」アルバムのPVもお笑い路線は継承している。

「Locked In」では骸骨頭の変なロボットのようなクリーチャー率いるアマゾネス軍団に捕らえられたRobを他のメンバーが救出に行く筋立てになっている。「レイダース」「マッド・マックス」などの当時人気だったアクション映画に影響されたようなセットだ。
「Turbo Lover」では脱出に成功したJudas一行がバイクで荒野を駆け、それを骸骨頭が追い掛ける。屋外撮影された映像の色調を変化させ無理矢理、近未来風の映像にしている。このPVの最後でRobはメンバーとはぐれて骸骨頭に追い詰められて「Locked In」に続く、となる(無限ループ)。骸骨頭クリーチャーのストップモーション撮影は苦労したのだろうけど、そのコミカルすぎる動きのせいで仕上がりは安っぽくなっている。Peter Gabrielのビデオとは正反対だ。まぁ、JudasのPVを「お笑い」路線にするためには寄与しているとは思うがね(笑)。

なんでこんなビデオだらけなんだろう。このプランでコンテ切った制作サイドの意図が「?」なら、このプランを了承したバンドとマネージメントにも「?」な気分だ。「レコードとライヴですべてが表現されている。PVはビジネス上必要なだけで出来はどうでもいい。」という事か。それとも「グラインダーが肉を探してる」とか「レーザー弾より速く核爆弾よりうるさい鎮痛剤」とか歌っているバンドの姿勢に合致していると考えたのだろうか?(笑)

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このLDおよびVHSは廃盤になったが、後に発売されたJudasのビデオ・アーカイブ的DVD「Electric Eye」に全曲収録され復活した。

DVD「エレクトリック・アイ」
MHBP 15(1枚組・片面2層)
NTSC 2時間48分
発売:Sony Music Direct
¥4,935(税込み)
2003年発売
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上記「Fuel for Life」収録のPV10曲に加えて「Johnny B Good」「Painkiller」「A Touch of Evil」のPVが加わっている。これがお笑い路線じゃないカッコいいPVだったりする。

「Priest...Live!」というタイトルで1987年にリリースされたライヴ・ビデオ(VHSとLDでリリースされたと思う)も、このDVDに再収録されている。
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1. Out In The Cold
2. Locked In
3. Heading Out To The Highway
4. Breaking The Law
5. Love Bites
6. Some Heads Are Gonna Roll
7. The Sentinel
8. Private Property
9. Desert Plains
10. Rock You All Around The World
11. Hellion / Electric Eye
12. Turbo Lover
13. Freewheel Burning
14. The Green Manalishi (With The Two-Pronged Crown)
15. Parental Guidance
16. Living After Midnight
17. You've Got Another Thing Comin'
18. Hell Bent For Leather
19. Metal Gods (over closing credits)

このライヴ・ビデオにはアルバム「Turbo」のツアーである「Fuel For Life Tour」のダラス公演の模様が収録されている。アール・デコ調のステージ衣装とステージ・セット「ティナ・ターボ」が特徴のツアーである。他のツアーの男臭いスタッド&レザーな衣装に比べれば華やかな雰囲気であるが、ライヴ内容は相変わらずのメタル・ゴッズな感じで良い。Robも高域が冴えわたっており充分見応えがあるライヴだと思う。

更にBBCの番組でのパフォーマンスも収録されている。

1. Rocka Rolla
2. Dreamer Deceiver / Deceiver
3. Take On The World
4. Evening Star
5. Living After Midnight
6. United

1. 2. が75年の「Old Grey Whistle Test」の映像で、まだアート・ロックだった頃。3. 4. は79年の「Top Of The Pops」の映像で、「Killing Machine」リリース後、すなわち「スタッド&レザー」ファッションが確立された頃。5. 6. は80年の「Top Of The Pops」の映像で、「British Steel」リリース後、すなわち「メタル・ゴッズ」としての地位が確立された頃の物だ。

寄せ集めっぽいけど、なかなか中身の濃いDVDですな。

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お笑いPVでバンドを判断しちゃいけない。ライヴこそがメタル・ゴッズの真価!というわけでJudas PriestのライヴDVDをついでにご紹介。

「ライヴ ’82 ~復讐の叫び~」(原題:Live Vengence '82)
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1982年のアルバム「Screaming for Vengence」ツアーの映像。元々はVHS&LDで1983年にリリースされ、2004年のBOX-SET「Metalogy」のオマケDVDとして収録され、2006年に単発DVDとして再リリースされた物。

「ジューダス・プリースト・ライヴ・イン・ロンドン」(原題:Live in London)
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同タイトルのCDもリリースされている。ヴォーカルがTim 'Ripper' Owensの時期のアルバム「Demolition」ツアーの映像。ヴォーカルがRobでないので不人気作かもしれんね。2002年作品。

「ライヴ・アット・武道館」(原題:Rising in the East)
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Rob復帰後のアルバム「Angel Of Retribution」ツアーの武道館公演の映像。懐かしのライヴ・アルバム「Priest in the East」と「Angel Of Retribution」のオープニング・ナンバー「Judas Rising」をミックスした原題になっている。ワシゃこのライヴを武道館で見た。さすがにRobがお爺ちゃんになった感はあり昔ほどの高音は出ていないが、Robが歌っている「Painkiller」が見れる唯一の公式ライヴ・ビデオだ。NHK-BS2「黄金の洋楽ライブ」で放送されたJudasのライヴはこのDVDの編集版(放送時間に合わせて曲数を減らしてる)だ。2005年作品。

「Defenders of the Faith」ツアーと「Painkiller」ツアーのライヴ・ビデオも出ないもんかねぇ。


A Year and a Half in the Life of Metallica [HR / HM]

邦題「コンプリート・シーンズ・オブ・メタリカ」。いかにも英題をそのままカタカナ表記したように見えるが全然違う(笑)

VHS2本組の大ボリュームで、アルバム「Metallica」(通称:ブラック・アルバム)の製作からそのツアーまでを追ったドキュメント・ビデオ。どうしてアルバム製作から録画することになったのか分からんが、偶然にも「Enter Sandman」の全米ヒットでビッグバンドに化ける過程が録画されている。考えてみればアイドルのビデオみたいな物かもしれないな。「憧れの○○の素顔に触れられるファン必携のビデオ!」みたいな(笑)。1992年8月発売。

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VHS Hi-Fi STEREO 225min
SRVM 841~2
発売:SONY RECORDS
¥8252(税抜)
日本語字幕付き

ベースのクリフが事故死しジェイソンが加入、「Justice」アルバム発表、自由の女神の巨大ステージ・セット付きの大規模な世界ツアーを経て、「メタリカ=ジェイムス&ラーズ」路線がより色濃くなった時期である。バンドの音楽性は徐々にスラッシュ・メタルの枠から広がり、コンテンポラリーなロック指向に変化するわけだが、その方向性に大きく寄与したのがブラック・アルバムから参加したプロデューサーのボブ・ロックだと思う。

ジェイムスががなり立てるのではなく、より歌を歌らしく表現しようとしている傾向をボブは後押ししている。カークにはよりエモーショナルなギターソロを弾かせるように追い込む。ジェイソンにはバンド・アンサンブルの屋台骨となるぶっといベース・プレイをさせる。楽器も多数持ち込み様々な音色を試させオーバーダブをする。バンド・メンバーが元々ロック少年で生真面目に音楽を追究する姿勢を上手く引き出し、本人達がやりたがるであろう方向に巧妙に牽引するのがボブ・ロックの手法のように思える。ラーズは放置されているようにも思えるがw

そんなわけで従来よりコンパクトながら従来の曲に負けず聴き応えのある楽曲が詰まったアルバム「Metallica」は完成し、「Enter Sandman」はヒットし、バンドは今までにない大きな成功を手に入れる。以降、メタリカとボブ・ロックのタッグは「St. Anger」まで続くことになる。そのアルバム「St. Anger」の製作過程を追ったドキュメント「メタリカ:真実の瞬間」(原題:Some Kind of Monster)を見ると、ブラック・アルバムから始まったボブ・ロックとの関係が深まっている事が分かる。見比べると更に面白い。

それにしてもラーズのわがままっぷりが気に障るね。「メタリカ:真実の瞬間」も見ると更にそう思う(笑)。

本ビデオは会話シーンが多く、(スラングも含めて)英語のヒアリングが得意でない人は日本語字幕が無いと内容がまるで分からないはず。現在、国内盤は廃盤なので中古のビデオかLDを入手するぐらいしか見る手段は無い。輸入盤でならDVDは出ているが、日本語字幕は無いと思う。単純なライブ物なら輸入盤でもいいが、このビデオのようにドキュメンタリー要素が濃い作品は日本語字幕が選択できるDVDを出して欲しいもんだ。


1本目【A Year and a Half in the Life of Metallica】
〜 ブラック・アルバム・レコーディング編 〜
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ロスのワン・オン・ワン・スタジオでの模様。アルバム・プロデューサー:ボブ・ロック登場。

PV「The Unforgiven」

ジェイムスが節回しに悩みまくる。キップ・ウィンガーのピンナップがダーツの的になっている(笑)。前アルバムとは大きく異なりベースがかなりフィーチャーされている。

煮詰まり気分転換のためかロスからバンクーバーのリトル・マウンテン・スタジオへ移動。実にたくさんの種類のギターを使う。パーカッション類のオーバーダブもいっぱい。

またロスに戻ってソロ・パートの録音。ボブ・ロックはカークを追い込んで「The Unforgiven」のソロを完成させる。

PV「Nothing Else Matters」

ミックスダウンの模様。そしてアルバムは完成しMSGでファン19000人呼んで大試聴会。テープ、CD、LPの製造の模様が映る。そういや昔はテープも普通に売ってたんだよね〜。発売日にはレコード店に大行列が発生。

1stシングル「Enter Sandman」のプロモビデオの撮影風景。

PV「Enter Sandman」

最後にツアー準備のスタジオで「Last Caress」でお遊びジャム風景。


2本目【A Year and a Half in the Life of Metallica ... continued】
〜 アルバム・ツアー編〜
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シンシナティーのRiverfront Coliseumのバックステージ。ラーズは大はしゃぎ。ジェイムスはスチームで喉をいたわりながら発声練習。スネイク・ピットのあるアリーナ用ステージ・セットの組み立てが見られる。

「Battery」のイントロが流れるが・・
PV「Sad But True」

終演後、バックステージでメンバーが反省会。ジェイソンが「メンバーは悪魔だが自覚が無い。40歳まで生きてれば自覚するだろう。」と愚痴っぽいことを言う。

蛇のペイント付きの専用機に乗り次のライブ会場のある町へ移動するメンバー。すっかりビッグ・バンドだな。

ライヴ映像「For Whom The Bell Tolls」
Donnington, England
August 17, 1991

ライヴ映像「Enter Sandman」
Video Music Awards, Universal City, CA
September 5, 1991

Video Music Awardsの授賞式の模様が少し。グラミー賞の模様も少し。グラミー賞(February 25, 1992)での「Enter Sandman」の演奏も少し映る。ウーピー・ゴールドバーグがコメントに困ってる感じ

ライヴ映像「Harvester of Sorrow」
Tushino Air Field, Moscow, Russia
September 28, 1991

旧ソビエト連邦崩壊直前のモスクワで行われたフェスティバル「For Those About To Rock…We Salute You: Monsters in Moscow」の一部。(他の曲の映像が「For Those About to Rock」(廃盤)で見ることができる。)
ステージは巨大で観衆の数も凄いが、同時に軍隊による管制が凄い。ヘリが飛び軍人が警棒で観客を威圧する。
国家による抑圧と自由の象徴のロックの対立という構図の演出意図が見られる映像だが曲の重さと相まって迫力満点。

「Nothing ~」のライブでの披露に時間がかかる。カークがイントロを覚え、ジェイムス用のギブソンの12&6弦Wネック・ギターが届くかが律則だったようだ。

メンバーのオフショット。ラーズはダイビング3級に挑戦中。ジェイムスは狩猟&ライブハウスでジャムセッション。ツアー中も各地でギターを買い漁るカーク。クラシック・ギターの生演奏に見入るカーク。

ツアー中にジェイソンの22歳の誕生日。ステージでパイ攻撃をくらう。

ライヴ映像「Sad But True」
Day on The Green Oakland, CA
October 12, 1991

フレディ・マーキュリー追悼コンサートのためにロンドン入り。Queen、トニー・アイオミ、Def Lepard, Gun 'n' Rosesのメンバーなどが次々登場。
Queenのメンバー+トニー・アイオミ+ジェイムスの編成で「Stone Cold Crazy」のリハーサル。

ライヴ映像「Enter Sandman」
The Freddie Mercury Tribute A Concert For AIDS Awareness
April 20, 1992

本ビデオ撮影用カメラによる「Stone Cold Crazy」の映像が少し。Spinal Tapに絡まれるメタリカ。

92年夏のガンズとのツアーの様子。2つのビッグネームのバンドがそれぞれの要求があるためセッティングなどで苦労したようだ。このツアーでの「Creeping Death」が少し映る。

Olympic Stadium Montreal - August 8, 1992の「Fade to Black」でパイロの誤動作による事故でジェイムズが大怪我を負う。メタリカは当然公演中止だが、ガンズのアクセルも急に公演を中止し、観客は暴動を起こす。車(警察車両?)がひっくり返される。

ライヴ映像「Nothing Else Matters」
Phoenix International Raceway Phoenix, Arizona
August 25, 1992

John Marshall(Metal Church)がリズム・ギターとしてサポート。ジェイムスはボーカルに専念。
ジェイムスが「自己管理は大切だ。酒はほどほどにしないと。」と言ってるが・・(図らずも「メタリカ:真実の瞬間」へ続くw)

PV「Wherever I May Roam」


と、まぁ2本組のビデオを見ながら時系列でメモ書きした物を、ほぼそのままアップという手抜きで見にくい長文記事でごめんなさい。m(_ _)m

【関連映像】
「メタリカ 真実の瞬間」Some Kind of Monster
DVD:B000GM4CGK
アルバム「St. Anger」製作ドキュメントだが、メンバー間の確執などけっこう凄まじい内容になっている。

「メタリカ」
DVD:B001GM77QG
ブラック・アルバム製作を紹介するドキュメント。本ビデオより真面目な作り(笑)。

「For Those About to Rock」
LD&VHS : 国内盤廃盤
1991年9月28日、旧ソビエト連邦崩壊直前のモスクワで行われたフェスティバル「For Those About To Rock…We Salute You: Monsters in Moscow」の映画。監督はWayne Isham(故人)。このイベントにはパンテラ、ブラック・クロウズ、メタリカ、AC/DCが参加した。
メタリカのパフォーマンスは「Enter Sandman」「Creeping Death」「Fade to Black」が収録されている。


メタリカ 真実の瞬間 [DVD]

メタリカ 真実の瞬間 [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: DVD




メタリカ [DVD]

メタリカ [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD




For Those About to Rock: Monsters in Moscow [VHS] [Import]

For Those About to Rock: Monsters in Moscow [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • メディア: VHS



Live and Kickin' / Mr. Big [HR / HM]

前記事(http://medama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-21)で紹介した「サンフランシスコ・ライヴ」の公演より先立つこと6ヶ月前、2ndアルバム「Lean Into It」が発表され唯一Mr. Bigがブレイクしていた日本で行われた2ndアルバムのライブ・ツアーのビデオ。1991年9月26日のNHKホールでの公演を収録。発売は1992年4月。

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VHS Hi-Fi STEREO 88min
AMVY-8045
発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
¥4900(税込み)
ミキシング・スタジオでのシーンのみ日本語字幕つき

【オフステージ&バックステージ】
1) Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)
2) Alive and Kickin'
3) Rock'n Roll Over
4) Green-Tinted Sixties Mind
5) Big Love
6) Road to Ruin
7) Guitar Solo
8) Take a Walk
9) Drum Solo
10) CDFF - Lucky This Time
11) Bass Solo
12) Addicted to That Rush
【アンコール】
13) To Be With You
14) Woman from Tokyo ~ Baba O'Riley
【バックステージ&オフステージ】

このビデオは日本のファンへのサービスというスタンスで作られたもので、開演前後のバックステージ&オフステージ・シーンなどメンバーのステージ外の様子がたっぷり。メンバーから日本のファンへのメッセージがたっぷり。当時のMr. Bigと日本のファン双方の半端無い熱意がよく分かる。

パッケージには「BURRN ! VIDEO」の文字があるが、これはHR/HM専門誌「BURRN !」のファン投票からこのビデオの収録曲(およびCD「Raw Like Sushi II」の収録曲)が決められたという協力関係からであろう。終演後のバックステージでメンバーと乾杯するスタッフに酒井康(「BURRN !」編集長)が混じっている。

サウンド・チェックでビリーがスラッピングをしているが、なかなか上手いじゃないの。当時のビリーはスラッピングは不得意だみたいな事を言っていたが、他の奏法に比べると本人的に出来がイマイチってだけだな。

親日家のポールはギター・ソロのドリル・ピッキングでは日本公演ということで「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」を演奏している。(サンフランシスコ公演では「ウィリアム・テル序曲」)

Dazed and Confused→Take a Walkの流れはサンフランシスコ公演と同じ。当時のMr. Bigのお約束パターンですな。

機材トラブルで「To Be With You」がアコギではなくはエレクトリック・ギターで演奏されている。逆にレアなバージョンになっているね。

ポールとビリーがほぼ終始上半身裸。男の裸体はあんま見たくありませんがw

日本のファン向けにというわけかDeep Purpleの「Woman from Tokyo」が演奏されている。Keyboardレスの編成ながら本家に負けないぶっとい音でなかなかの聴き応え。考えてみればビリーはNiacinでも元曲より少ない人数でカバーをよくやっていたな。ビリーのベースは普通のバンドのベース+αの仕事をしてるから成立するんだろうな。

エリックいわく「仙台は故郷(サンフランシスコ)を彷彿とさせる」だそうな。

DVDの型番は「WPBR-90693」

ネットでこのビデオおよびDVDの紹介記事に「1991年9月20日の公演」と書かれている事が多いけど、パッケージの記載およびビデオ内のテロップでは「26日」である。

同日のライブから数曲セレクトされたライブCDが「Raw Like Sushi II」。
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曲目は
1) Daddy, Brother, Lover, Little Boy
2) Voodoo Kiss
3) A Little Too Loose
4) Road to Ruin/Guitar Solo
5) CDFF-Lucky This Time/Bass Solo
6) Shyboy
7) Woman from Tokyo - Baba O'Riley
2,3,6曲目がビデオに収録されていない。

このビデオの収録曲数は「サンフランシスコ・ライブ」より少ないが「Raw Like Sushi II」のみ収録の曲と合計するとほぼ同様となる。「Big Love」「Woman from Tokyo」が日本公演のみ。「30 Days in the Hole」と当時シングルカットされたばかりの「Just Take My Heart」がサンフランシスコ公演のみ。

「ライヴ・アンド・キッキン」:日本のみで受け入れられていた当時の、熱心なファンとの一体感のあるライブ。「サンフランシスコ・ライヴ」:シングルヒットのおかげで本国でも受け入れられた念願の凱旋ライブ。どちらもメンバーは生き生きとしており甲乙つけ難し。バックステージの様子などメンバーのお茶目な素顔も見たいなら「ライヴ・アンド・キッキン」、1本でたくさんの曲を見たいなら「サンフランシスコ・ライヴ」ってとこですかな。


ライヴ・アンド・キッキン(初回生産限定特別価格) [DVD]

ライヴ・アンド・キッキン(初回生産限定特別価格) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • メディア: DVD




ロウ・ライク・スシII

ロウ・ライク・スシII

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 1992/04/25
  • メディア: CD


Mr. Big Live [HR / HM]

邦題「サンフランシスコ・ライヴ」。2ndアルバムからのシングル「To Be With You」が大ヒットし、ようやく本国でも人気に火が付いた頃の本国ライブ・ツアーのビデオ。Voのエリック・マーティンの故郷サンフランシスコ「Warfield Theater」での1992年3月28日の公演を収録。発売も1992年。

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VHS Hi-Fi STEREO 95min
AMVY-8056
発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
¥4300(税込み)
日本語字幕無し

1) Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)
2) Alive and Kickin'
3) Voodoo Kiss
4) Rock & Roll Over
5) Green-Tinted Sixties Mind
6) Just Take My Heart
7) A Little Too Lose
8) Road to Ruin
9) Paul Gilbert Solo
10) Take a Walk
11) Pat Torpey Solo
12) CDFF - Lucky This Time
13) Billy Sheehan Solo
14) Addicted to That Rush
【アンコール】
15) To Be With You
16) 30 Days in the Hole (Humble Pieの曲)
17) Shy Boy (Talasの曲)
18) Baba O'Riley (The Whoの曲)
エンド・クレジット (BGM : To Be With You)

Freeの曲「Mr. Big」にあやかった名前のこのバンドは、元Talas、David Lee Roth Bandのビリー・シーン(b)と元Racer Xのポール・ギルバート(g)という”バカテク”弦楽器部隊とエリック・マーティン(vo)、元Impellitteriのパット・トーピー(ds)からなる、”スーパー・バンド”と呼んで差し支えない実力派メンバーからなるアメリカン・ハードロック・バンド。

テクニカルなハード・ロックからアコースティック・ナンバーまで楽曲の幅が広い。60~70年代のブリティッシュ系のブルース・ロックやハード・ロック志向のバンド・サウンドはテクニカル要素がアクセントとして散りばめられながらも、曲調はブルージーだったりポップだったりと親しみやすい。メンバー全員が歌えるのでコーラスも多用されたアレンジで、ハードさとポップさが良いバランスである。

このビデオでは念願の母国でのヒット後の凱旋ツアーなのでパフォーマンスも生き生きとしている。「Take a Walk」 の前にZEPの「Dazed and Confused」を、「Baba O'Riley」の前にVan Halenの「Ain't Talkin' 'Bout Love」を少しだけ演奏したり、遊び心と往年のハードロックに対するリスペクトが感じられる。実力派メンバーによる高度でかつバランスの取れた「Shy Boy」が聞けるのも、このバンドの魅力だね。

日本で最初にブレイクしたバンドなせいか、メンバーが使用している機材が思いっ切り日本製だ。
ビリーのベース:ヤマハの「Attitude」のビリー・シーン・モデル
ポールのギター:アイバニーズ(イバニーズとも言われる。星野楽器)のポール・ギルバート・モデル(RGシリーズがベース。Fホールが描かれている)
パットのドラム:TAMA(星野楽器)
ビリーとポールのドリル・ピッキング用ドリル:言わずと知れたマキタ

ビリーのベースは本ビデオでのヤマハAttitudeもTalas〜Dave Lee Roth Band時代の改造プレベもEBタイプのフロント・ピックアップが付いている。これはピッキングのアタックが強くフレットに弦がぶち当たりブライト過ぎる音色のビリーの弾き方に合っているセッティング。フロント・ピックアップが低音部を補うのである。タッピングが得意で、その特徴を活かすためか指板の高音部がスキャロップ加工(リッチー・ブラックモアやイングヴェイ・マルムスティーンのギターの指板の加工で有名)されている。しかし、やっぱビリーの3フィンガー奏法は凄いわ。

このビデオはDVDになっている。日本版の型番は「WPBR-90694」。日本語字幕付きらしい。

このビデオから「Voodoo Kiss」「Rock & Roll Over」「Take a Walk」を除いた音源の1枚組CD「Mr.Big Live」が輸入盤で購入できる。日本では「Raw Like Sushi」シリーズがメジャーでけっこう知られてないかも。

Talas〜Dave Lee Roth Band時代はビリーのファミリー・ネームは「シーハン」と紹介されていた。

Mr. Bigは「To Be With You」のヒットによりレーベルからアンプラグドもしくはバラードを要求されるようになってしまう。レーベルからの要求がメンバー間の確執へと発展し、メンバー脱退、ひいては解散になってしまうが、今年(2009年)このビデオと同じオリジナル・ラインナップで再結成し活動している。


サンフランシスコ・ライヴ(初回生産限定特別価格) [DVD]

サンフランシスコ・ライヴ(初回生産限定特別価格) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • メディア: DVD




Live 1992

Live 1992

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird
  • 発売日: 2009/03/17
  • メディア: CD


Live at Budokan / S.O.D. [HR / HM]

「ライブ・アット・武道館」と言えばDeep Purple、Bob Dylan、Cheap Trickあたりが有名だ。他にも多数のアーティストが武道館でのライブ盤を出している。このS.O.D.のビデオはその名盤達からタイトルだけあやかったという人を喰った作品。ニューヨークのクラブ「The Ritz」でのライブ。1993年作。

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VHS Hi-Fi STEREO 70min
PSVW-5101
発売:株式会社ポリスター
¥4800
日本語字幕つき

【バックステージ&サウンドチェック】
1. March of the S.O.D.
2. Sargent 'D' & the S.O.D.
【インタビュー】
3. Kill Yourself
4. Momo
5. Pi Alpha Nu
【インタビュー】
6. Milano Mosh
7. Speak English or Die!(中間部:Slayerの「Raining Blood」)
8. Chromatic Death
【インタビュー】
9. Fist Banging Mania
10. The Camel Boy
11. No Turning Back
12. Milk
13. Vitality
【インタビュー】
14. Fuck The Middle East
15. Douche Crew(チャーリーが展開を間違える)
【MCで屁をこくビリー】
16. Get a Real Job(M.O.D.の曲)
【インタビュー】
17. Ballad of Jimi Hendrix(1985年のRitz、Dover Showplaceでの映像もフィーチャー)
【インタビュー】
18. Livin' in the City(Fearの曲)
19. Pussywhipped
【インタビュー】
20. Diamonds and Rust(1985年のDover Showplaceでの映像)
【インタビュー】
21. Premenstrual Princess Blues(1985年のDover Showplaceでの映像)
【インタビュー】
22. Aren't You Hungry?(M.O.D.の曲。1985年のRitzでの映像)
【インタビュー】
23. Stigmata(Ministryの曲)
24. Thieves(Ministryの曲)
25. Freddy Krueger
【インタビュー】
26. Territorial Pissings(Nirvanaの曲。チャーリーとスコットがパート・チェンジ)
【インタビュー&バックステージ、サウンドチェック】
27. United Forces(この曲だけギターソロあり。しかもギターはチャーリーw)
【エンド・ロール】

S.O.D.(Stormtrooper of Death)はAnthraxのスコット・イアン(g)とチャーリー・ベナンテ(ds)の「マシンのようなリズム・ギターとドラム」とNuclear Assult、Brutal Truth、元Anthraxのダン・リルカ(b)の「歪んだベース」とM.O.D.のビリー・ミラノ(vo)から成る「お遊びプロジェクト」的ハードコア・スラッシュ・バンド。

1985年に生まれたS.O.D.のハードコアとスピード・メタルをミックスしたスタイルは様々なバンドに影響を与えたらしい。1曲1曲が短くギターソロも無く縦ノリなのになんかファンキー。従来のメタルやコアとは異なるスケーターズ・ファッションに身を包んでいる。良い意味でフリーフォームなバンドだ。1stアルバム・リリース&短いツアーの後に自然消滅したお遊びプロジェクトのはずがカリスマ的人気となり、7年後に行ったライブがこのビデオ、および同時リリースのライブCD。ビデオ内でも7年後にまた会おうみたいなコメントがある。

1曲1曲が短いせいか、このビデオはたくさんのインタビューシーンで増量している。1stアルバム録音時は長髪だったAnthrax組の2人はロングヘアーをやめており、クロスオーバー臭が強くなっている。ダニーは相変わらず長髪でヌボーっとした感じ。

「Sargent 'D'」の途中でモニターから客席に飛び込むおデブのビリー。けっこう高い位置からのダイブだが客は平気なんか?しかもステージに戻る際にマイクで客を殴る音が拾われている。さすがは”暴君”ビリー(笑)。全般にビリーの自意識過剰なパフォーマンスが目立つ。スコットがインタビューで「ビリーこそがサージェントDそのものだ」みたいな事を言っているが納得。バンドのシンボル的キャラクターってとこか。フロントマン然としているとも言えるが、一方ちょっと下品な行動が目立つな。なりだけ大きくなった悪ガキって感じ。

ステージに客が上がるのを警戒して従業員(?)がステージ前端で待機している。序盤は目立たないが途中から壁になっているw

スコット・イアンが指板上で円を描くようにコードを刻む様が特徴的だね。しかしまぁAnthrax組のプレイはやっぱ凄いね〜。ダニーの歪んだベースもやはりカッコよろしい。今聞いてもリフがカッコよいよね。

【関連情報】
・同時にライブCD「Live At Budokan」も発売された。ビデオから1985年の分をさっ引いた分を収録。
・輸入盤DVD「Speak English Or Live」が同じジャケ・イラスト。
・歴代アルバムは何度かの再リリース時にボーナス・トラックが追加されてるみたい。
・ビリーと他の3人が仲違いして解散したらしい。

Cliff 'em All ! / Metallica [HR / HM]

初期メタリカのベーシスト:クリフ・バートンは1986年のヨーロッパ・ツアー中にツアー・バスの横転事故で帰らぬ人となった。そのクリフを悼む趣旨でリリースされたビデオがこの邦題「ビデオ・ザ・スラッシュ 〜クリフに捧ぐ〜」である。メタリカの公式ビデオ第1弾。原題は1stアルバム「Kill 'em All」をもじっている。

RIMG0709.JPG
VHS Hi-Fi STEREO 90min
VAH-0069
発売:株式会社ビデオアーツ・ジャパン
¥6000
日本語字幕つき
1987年リリース

クリフのメタリカ在籍期間は初期5年間であり、その間にリリースされたアルバムは1st「Kill 'em All」から3rd「Master of Puppets」までの3枚である。これからバンドが成功して行く課程での死であったが、メタリカの方向性を決定づけたベーシストとして死後もその存在感は絶大だ。初期3枚の楽曲は今もファンから愛され、ライブのハイライトとして今も演奏されている。

クリフはその歪んだ攻撃的な音色と、(形式的で地味なプレイが普通の)メタル・ベーシストの中では異色なアドリブが多いプレイスタイルと、時にリードまで弾く既成概念を超えたベース・プレイから「ベースのジミヘン」なんて言われ方もされる。ワシ的には「メタル界のジャコ」と呼んであげたい。ワシのフェイバリット・メタル・ベーシストNo.1である。

初期メタリカはブリティッシュ・メタルとプログレとパンクを混ぜたような楽曲を作り、新しいメタルの方向性を提示したが、メタル・バンドにおけるベースのスタイルという点でも新しかったと思う。いかんせん、そのベース・スタイルはクリフの死とともに薄れていく。後任ベーシスト:ジェイソン・ニューステッドは「For Whom 〜」などの旧曲ではクリフのスタイルを踏襲したが新曲ではオーソドックスなベース・スタイルであり、メタリカにおけるベースの位置付けは異なる方向へシフトして行く。

これはバンド内の力関係の変化(ジェイムスとラーズの権限の増大=リフとドラムの偏重へ)であり、メタリカの楽曲もその方向を徐々に変えていった。クリフが存命していたら最近のメタリカのスタイルはたぶん無いし、あそこまでのビック・バンドにはなっていなかったかもしれないが、本当に惜しい人を亡くしたと思う。

そんなクリフのパフォーマンスが画質音質激悪のブートレグやテレビ放送用のソースなどからセレクトされ編集された作品がこのビデオである。音質画質は悪くても、まだ駆け出しの頃の微笑ましいメタリカのパフォーマンスも見れるし、なんと言っても鬼気迫るクリフのベース・プレイが満載である。合間合間に入るロス・ハルフィンの写真がまたいい味出している。

【Ozzyのサポートアクト】Detroit, Apr. 4 '86
※海賊版映像
1. Creeping Death
2. Am I Evil?
3. Damage, Inc.

【Ozzyのサポートアクト】Long Island, Apr. 28 '86
※海賊版映像
4. Master of Puppets

【デイブ在籍時】San Francisco, The Stone, Mar. 19 '83
※海賊版映像っぽい画質だけどあんま隠し撮りっぽくない。ライブハウスのカメラ?音声がラインっぽくないからバンド関係者が民生用カメラで撮影したんかもしれない。
5. (Anesthesia) Pulling Teeth
6. Whiplash

【Metal Hammer Fest. w/ Venom】Germany Sept. 14 '85
※マルチカメラ。TV放送かビデオ用と思われる。
7. Bass Solo (キャプション無。途中で機材の不調かノイズでベース音が聞き取れない箇所あり。画質からしてMetal Hammer Fest.の映像と判断)
8. Four Horsemen
9. Fade to Black
10. Seek and Destroy(映像のデジタル処理されている箇所が多数。ちょっとウザい。)

【Roskilde Festival】Denmark, July 6 '86
※海賊版ながらなかなか良い映像。
11. Welcome Home (Sanitarium)
12. (Anesthesia) Pulling Teeth

【Day on the Green】Oakland, Aug. 31 '85
※公式映像っぽい。画質音質ともにGood。クリフの動きが最高。
13. Bass Solo - For Whom the Bell Tolls

【Very First Tour】Chicago, Aug. 12 '83
※Ravenのサポートアクト。Kill Em All For One Tour。公式映像っぽい。ジェイムスの声がしょっちゅう裏返る。13と14の間にカークが客にギターを持って行かれる映像が(笑)。ケツをメタル攻め(爆)。
14. No Remorse
15. Metal Militia

エンドロールはロス・ハルフィンの撮影したクリフの写真のスライドショーでBGMは「Orion」

このビデオも国内盤は廃盤でDVD化もされていない。輸入盤DVDはあるようだけど、たぶん日本語字幕は無いので「ケツをメタル攻め」とかの名訳(笑)とかは分からないかも。

とにかく不世出のメタル・ベーシスト:クリフ・バートンの勇姿が拝める貴重なビデオだ。メタリカのファン以外にもオススメの一品ということで、日本語字幕ON/OFF可能な仕様でDVD化を熱烈要望。


Cliff Em All [DVD] [Import]

Cliff Em All [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Elektra/WEA
  • メディア: DVD


Wake Up And Smell The Carcass - The Videos [HR / HM]

手持ちのアナログ・ソースを処分する前に備忘録的に記事として残そうと思う。その第1弾はメロディック・デスの代表バンドCarcassのビデオ集「Wake Up And Smell The Carcass」。解散後の1996年に発売された。バンド自体は2007年に再結成したそうな。

RIMG0689.JPG
VHS Hi-Fi STEREO 108min
TFVR-68537
発売:株式会社トイズファクトリー
税込価格:¥4300

まがまがしい写真を使った品の無いジャケットがカーカスらしい。
中身は「ビデオ・クリップ集」「Gods of Grind Tour 1992でのライブ映像」「Grindcrusher Tour 1989でのライブ映像」の3部からなる。ライブのMCには字幕なし。

【ビデオ・クリップ集】
1. Corporal Jigsore Quandary
2. Heartwork
3. Keep On Rotting In The Free World
4. Incarnated Solvent Abuse
5. No Love Lost

「Heartwork」アルバムのビデオは良い出来だね。ちょっと気持ち悪いけどバンドがバンドだから仕方ない(笑)。「Necroticism - Descanting the Insalubrious」アルバムのビデオはジェフ・ウォーカーの長髪ドレッドが独特ですな。

【Gods of Grind Tour 1992】London Astoria - 18 March 1992
6. Inpropagation
7. Corporal Jigsore Quandary
8. Reek Of Putrefaction
9. Pedigree Butchery
10. Incarnated Solvent Abuse
11. Carneous Cacoffiny
12. Lavaging Expectorate Of Lysergide Composition
13. Exhume To Consume
14. Tools Of The Trade
15. Ruptured In Purulence

「Necroticism - Descanting the Insalubrious」アルバム時期のライブ。ちょっとアングラなメタル・バンド然とした、なかなかカッコ良いライブ映像。ちょっとギターの音が引っ込んでいるのが残念。特に大好きな「Inpropagation」が1曲目に演奏されているためバランス最悪なのが悲しいが、ライブ映像が見れるだけでも嬉しいっちゃ嬉しい。

【Grindcrusher Tour 1989】Nottingham Rock City - 14 November 1989
16. Genital Grinder II
17. Exhume To Consume
18. Excoriating Abdominal Emanation
19. Ruptured In Purulence
20. Empathological Nectroticism
21. Embryonic Necropsy And Devourment
22. Reek Of Putrefaction

「Symphonies of Sickness」アルバム時期のライブ。トリオ。ブートレグですか?って感じの映像だけど複数カメラでカット切り替えもあるからオフィシャルですな。音がモコモコ。元々ナローレンジのデスメタルがさらにナローに。3人の立ち位置が妙だったり、ジェフ・ウォーカーがピッチシフターを使っていたり、ビル・スティアーのデス声が炸裂しまくりだったり、これはこれでなかなかおもろい。「Gods of Grind Tour」の映像より更にアングラ臭プンプン。

【関連メモ】
・このビデオは現在国内廃盤でDVD化もされていないけど、輸入盤ならDVDがある模様。
・同タイトルの未発表・希少音源集CD「Wake Up and Smell the... CARCASS」 も発売されたけど日本盤は無かったんじゃないかな。輸入盤はAmazonとかで購入可能。
・日本では独自の2枚組ベスト盤CD「解体全書 Best of Carcass」が1998年に発売された。
・ベストと言えば2004年に「Choice Cuts」というB級臭さプンプンの安っぽいジャケットのCDも出ている。
・ベストと言えば「カーカス・ベスト」という楽譜集も出てた。しかも所有してる。「Inpropagation」やってみてぇな〜。あの初期メガデスのような一方通行展開が良い。


Wake Up & Smell the Carcass [DVD] [Import]

Wake Up & Smell the Carcass [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Earache
  • メディア: DVD




Wake Up and Smell the Carcass

Wake Up and Smell the Carcass

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ech
  • 発売日: 2008/01/13
  • メディア: CD




解体全書 ベスト・オヴ・カーカス BEST OF CARCASS

解体全書 ベスト・オヴ・カーカス BEST OF CARCASS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 1997/12/01
  • メディア: CD




Choice Cuts

Choice Cuts

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Earache
  • 発売日: 2004/06/29
  • メディア: CD


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